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2010年9月15日
CentOS 5.5 へ kvm を導入-その2
ブリッジ接続している eth0 が 100baseTx になっているのは、とりあえずおいといてバーチャルマシンを作ることにする。
virt-manager で VM を作ると、ディスクのフォーマットが raw 形式になる。raw 形式のイメージは取り回しも便利でいいのだけど、qcow2 形式のディスクイメージの方がディスクの圧縮されるし、スナップショットが使えたりと便利。
なので、あらかじめ qcow2 形式のイメージを用意しておくか、virt-manager で VM 作成した後に変換しておく。
あらかじめ作っておく場合ならこんな感じで。
# qemu-img create -f qcow2 Windows_XP.img 32G
あとから変換するなら、こんな感じ。
# mv Windows_XP.img Windows_XP.img.tmp
# qemu-img convert Windows_XP.img.tmp -O qcow Windows_XP.img # rm Windows_XP.img.tmp
あとは、virt-manager で VM に OS のインストールなど実施。インストールが終わったら外部から VNC で接続できるように設定を変更。/etc/libvirt/qemu/Windows_XP.xml の graphics セクションを
<graphics type='vnc' port='-1' autoport='auto' listen='127.0.0.1' keymap='ja'/>
以下のように書き換える。
<graphics type='vnc' port='5950' autoport='no' listen='0.0.0.0' keymap='en-us'/>
これで、外部からホストOSの 5950番ポートへ VNC で接続すると VM が見れる。ウチはUSキーボードなのでキーマップも en-us へ書き換えておいた。xml を書き換えたら virsh define で設定を反映させる。
# virsh define /etc/libvirt/qemu/Windows_XP.xml
VNC クライアントから接続するときの注意として、VNC クライアントの Encoding で Hextile を使わないこと。ウチの環境では Encoding に Hextile の指定があると画面ぐちゃぐちゃ。VNC クライアントも落ちたりした。
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