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2013年10月15日

iCloud + dns-sd で自宅の iTunes へ接続

iCloud + SSH + dns-sd で自宅の iTunes へ接続の続きです。同僚に自分の記事を紹介してふと思い出しました。

dns-sd と iCloud シリーズ最終章。1年もほったらかしてましたね。

前回の記事では dns-sd の Regist モードと SSH の Port forward を使って自宅の Mac の _daap._tcp、つまり iTunes に接続しました。

実は SSH 使わずとも、dns-sd の Proxy モードだけで自宅の iTunes への接続は可能です。

dns-sd を -P オプション付けてコマンド叩くだけですが、ハマりがちなポイントが2つあります。

  1. iCloud を利用して家の Mac へ SSH する で調べた家の Mac の iCloud FQDN 名の後ろに .local をつけて指定する。
  2. 家の Mac の iCloud IPv6 アドレスも指定しないといけない。

1. はまぁそういう書式の問題なので、間違いやすいってだけですが、問題は 2. です。

家の Mac の iCloud IPv6 アドレスの調べ方ですが、dig や nslookup では引けません。
どこからでも引けたらセキュリティ上の懸念がありますので、なんらかの制限があるものと思われますが細かく調べてません。たぶん iCloud にログインしているコンピュータからじゃないと引けないんじゃないかな。

では、どうやって調べるかというと、ここでも dns-sd が活躍します。

dns-sd -G v6 <computer-name>.<account-number>.members.btmm.icloud.com
DATE: ---Tue 15 Oct 2013---
18:27:30.657  ...STARTING...
Timestamp     A/R Flags if Hostname                  Address                                      TTL
18:27:31.732  Add     2  0 <computer-name>.<account-number>.members.btmm.icloud.com. 2001:0db8:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10ee%<0>  152

"<computer-name>.<account-number>.members.btmm.icloud.com" の IPv6 アドレスは "2001:0db8:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10ee" である事がわかりました。ではおもむろに dns-sd を Proxy モードで動かします。

dns-sd -P "Home iTunes" _daap._tcp local 3689 <computer-name>.<account-number>.members.btmm.icloud.com.local 2001:0db8:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10ee "My Home iTunes Server"

これだけ。手元の Mac の iTunes の [共有] に [Home iTunes] が出てくるはずです。おめでとう!

なお、dns-sd の Proxy はその名の通り mDNS の広報を代理するわけですから、自分だけでなく同じネットワークへもこの家の Mac の iTunes 共有を広報します。-R オプションでの Regist も同様です。

この一連の dns-sd コマンドの記事では同じネットワークにいる他の人の iTunes からも見えている事に気をつけてください。iTunes 共有をパスワードは設定しておいた方がいいでしょう。

なお、音楽メディアのストリーミングはネットワークに負荷をかけますから会社や公共ネットワークでこういう事するのはお勧めしません。

環境が許すならリモートの Mac に音楽を一切入れないでも自分の音楽の全てを聴くことができて便利です。

最終的にはこのコマンドを LaunchAgents 化して DropBox に設置し、必要なときに $ launchctl load するような使い方をしています。LaunchAgents 化する際にコロコロ変わる IPv6 アドレスを取得するのがめんどうですが作っておくと楽でいいですね。

次回は、Windows で dns-sd コマンド使ってみる感じのメモを書く予定です。Windows でもほぼ同じことが出来ますよ。

2012年10月 3日

iCloud + SSH + dns-sd で自宅の iTunes へ接続

前回の記事、iCloud を利用して自宅の Mac へ SSH するの応用編です。

iCloud を利用して自宅の Mac へ SSH ができるなら、SSH の Port forwarding を利用して WAN 越しに自宅の iMac の iTunes 共有へアクセスできるんじゃないか?という実験です。結果から言うと、あっけなく出来ました。

続きを読む: iCloud + SSH + dns-sd で自宅の iTunes へ接続

iCloud を利用して自宅の Mac へ SSH する

結構有名ネタですが、次に書くネタの基礎になるのでメモ。iCloud で「どこでも My Mac」を有効にしていると、Apple から独自のグローバルのホスト名と IPv6 アドレスが割り当てられます。

これを利用すれば、自宅の Mac や遠隔地の iCloud に登録してある Mac へ SSH が可能というわけです。これは地味に便利です。

続きを読む: iCloud を利用して自宅の Mac へ SSH する

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